診療方針TREATMENT POLICY
表で動物たちを預け、奥に連れられていって診察を受ける。何をされているのかわからないままウチの子の泣き声だけが聞こえてくる。動物病院でそうした対応をされた方は少なくないのではないでしょうか。
私どもはそうしたお声を考慮し、診察のほとんどをオープンにしており、各種検査についても可能なものは飼い主様に一緒に見ていただけるようにしています。
「飼い主参加型医療」と呼んでいますが、この形式であれば、飼い主さんと一緒にいるという安心感が動物たちにもたらされ、ストレスの軽減等にもつながると考えています。
診療科目SERVICES
一般診療
私どもは来院された飼い主の皆様のニーズに出来る限り応えることの出来るよう努めてまいります。わんちゃんもねこちゃんも飼い主様も、皆が幸せに暮らしていけるよう、動物病院として何が出来るかを常に追い求めていきたいと思います。
くすの木動物病院では、内科・外科などの一般診療の他、整形外科、各種健康診断、ワクチン接種など総合的な診療を行っております。
その他専門的な治療が必要な場合には、大学病院などの施設へご紹介しています。自らの範囲を越えたものに対して、対応を先延ばしにすることは患者さんのためにならないことで、獣医師としてそのことは肝に銘じて診療にあたっていきたいと考えています。
まずは飼い主様からできるだけ詳しい症状や経緯などをお聞きいたします。普段の生活からどんな些細ことでも見逃さないようにしていてください。
整形外科
骨折、脱臼、靭帯の断裂など、外傷で起こってしまうもの、遺伝性や先天性に異常を起こしてしまうものなど、動物には様々な整形外科疾患があります。特に整形外科の病気は非常に痛みが強く、早急な治療が必要となります。
くすの木動物病院では整形外科に特に力を入れておりますので何かございましたら当院にご相談ください。
健康診断・各種検査
ご長寿への秘訣・・・それはやはり、慢性疾患、老齢性疾患への早期の発見・状態把握へのアプローチです。わんちゃん、ねこちゃんにとって、人間の1年間は4年間に相当します。つまり4倍早く年をとると言われています。早期に異常を発見する、あるいは病態の進行程度をチェックするなど、定期的な健康診断や各種検査が重要になってまいります。
狂犬病ワクチンは必ず接種していただきたいと思います。各種混合ワクチンに関しては個々の問題になりますから、その判断は皆様にゆだねられます。しかし、狂犬病はひとたび事が起こればその影響は日本全国に及んでいきます。愛犬家の皆様だからこそ、是非その重要性を認識していただければと思います。
検査一覧LIST OF CHECKUP
当院で検査可能な項目
●院内にて実施可能 | ||
---|---|---|
血液生化学検査 | 血液細胞検査 | 単純レントゲン検査 |
バリウム検査 | 超音波検査 | 血液凝固能検査 |
電解質測定 | 血液ガス測定 | CRP検査 |
消化器内視鏡検査 | 心電図検査 | 血圧測定 |
眼底・角膜検査 | 骨髄検査 | 皮膚掻爬・テープ検査 |
耳道内検査 | 神経学的検査 | 整形外科的検査 |
歩行診断 | 腎機能検査(イヌリン) | フィラリア検査 |
犬の膵炎検査 | パルボ検査 | ジステンパー検査 |
血液型検査 | 猫白血病ウイルス検査 | 猫エイズウイルス感染症検査 |
●検査機関に依頼するが、採血や検査結果報告などは当院で実施可能 | ||
---|---|---|
ホルモン測定検査 | 感染症検査 | 病理検査 |
細菌培養・薬剤感受性検査 | 遺伝子検査 | アレルギー検査 |
脂質代謝異常検査 | 自己免疫疾患関連検査(リュウマチ因子、抗核抗体、クームス) | 猫膵炎検査 |
●当院から他施設への紹介で行う検査 | ||
---|---|---|
CT | MRI | 高度眼科検査 |
高度循環器検査 | 専門医での診断が必要な腫瘍検査 | 難治性皮膚疾患の検査 |
軟部外科手術の実績SURGERY RESULTS
966件
総手術実績 ※2024年1月現在
軟部外科手術 | |
---|---|
避妊手術 | 358 |
去勢手術 | 138 |
帝王切開 | 9 |
会陰尿道造婁術 | 33 |
胆嚢摘出 | 31 |
肝臓切除 | 8 |
体表腫瘤 | 78 |
乳腺腫瘍 | 67 |
肛門嚢切除 | 47 |
腸切開 | 37 |
胃切開 | 28 |
脾臓摘出 | 45 |
膀胱切開 | 39 |
尿管結石除去 | 11 |
軟口蓋切除 | 37 |
- | - |