TOTAL SUPPORT

手術が必要な場合も、一貫してサポート

術前計画・麻酔・疼痛管理・入院・術後フォローまで

1

術前計画

画像を確認し、手術方法・インプラント・術後管理を検討

2

安全な麻酔管理

全身状態を評価し、症例に応じた麻酔・モニタリング

3

疼痛管理

複数の鎮痛方法を組み合わせ、痛みの軽減を目指します

4

入院管理

術後の状態を観察し、必要な処置・投薬を実施

5

術後フォロー

歩行状態や画像を確認し、回復段階に合わせて管理

診断から回復まで、チームで支えます。

手術前カンファレンス

より安全で、より確実な手術のために。

手術前に症例情報を共有し、治療方針・手術計画・麻酔・術後管理までチームで確認しています。

手術前カンファレンスの様子
01

症例情報の共有

診断結果、画像所見、血液検査、既往歴、現在の全身状態などを確認します。

02

手術計画の検討

術式、アプローチ、使用するインプラント、想定されるリスクや代替手段まで事前に検討します。

03

麻酔・疼痛管理の確認

症例ごとのリスクを評価し、麻酔方法、鎮痛計画、術中モニタリングについて共有します。

04

術後管理まで共有

入院中の観察項目、疼痛管理、投薬、リハビリ、退院後の注意点までチームで確認します。

一人の判断だけに頼らず、チームで確認することで、より安全で質の高い手術につなげます。

複数の視点から確認することの大切さ

担当獣医師だけでなく、チームで治療方法を検討します

  • この方法が本当に適切か
  • 他の選択肢はないか
  • 手術中にどのような問題が起こり得るか
  • 問題が起きた場合、どう対応するか

異なる経験・知識を持ち寄る

複数の獣医師で画像や手術計画を確認することで、一つの視点に偏らず、治療方法やリスクを多角的に検討します。

手術前に、できる限り想定する

必要な器具やインプラント、手術中に起こり得る問題への対応まで共有し、十分な準備を整えます。

事前の検討と準備が、安全で精度の高い手術につながると考えています。

手術を具体的にシミュレーション

一頭一頭異なる骨格・病変に合わせ、実際の手術を想定して計画します

画像の確認

レントゲン・CT画像を詳細に確認

アプローチ

手術方法・進入方法を検討

骨切り・矯正

骨切り位置や矯正角度を確認

インプラント

プレート・スクリューなどを選択

手術手順

各工程と必要な器具を確認

トラブル対応

起こり得る問題と対応方法を検討

3D MODEL3D骨モデル
も活用

複雑な骨折や骨格変形では、必要に応じて3Dプリンターで作製した骨モデルを利用し、立体的に手術計画を検討することもあります。

3Dプリンターについて詳しく見る

安全な麻酔への取り組み

麻酔指導医と連携した、安全な麻酔への取り組み

より安全な手術のために、麻酔管理の質を高めています

麻酔管理の様子

手術を受ける際、「全身麻酔が心配」という飼い主さまは少なくありません。

全身麻酔には一定のリスクがあります。そのリスクをできる限り低くするためには、患者さんの状態を事前に把握し、適切な麻酔計画を立て、手術中の変化に迅速に対応することが重要です。

当院では、より安全性の高い麻酔・周術期管理を目指し、日本動物麻酔科医協会(JAVA)の麻酔指導医による指導・助言を取り入れています。

術前評価

年齢・既往歴・血液検査などをもとに麻酔リスクを評価します。

個別の麻酔計画

体格や持病、手術内容に応じて最適な麻酔方法を選択します。

生体モニター管理

心電図・血圧・SpO₂・EtCO₂などを継続して監視します。

疼痛管理

手術中から術後まで、複数の方法を組み合わせ痛みの軽減を目指します。

術後管理

覚醒後も状態を十分に観察し、安全な回復をサポートします。

全身麻酔のリスクをゼロにすることはできません。
だからこそ、十分な準備と継続した観察を大切にします。

麻酔指導医と連携し、安全な麻酔を

専門的な指導・助言を日々の麻酔管理に取り入れ、病院全体で安全性の向上に取り組んでいます。

長濱 正太郎 先生

麻酔指導医

長濱 正太郎 先生

Shotaro Nagahama

麻酔科獣医師・アドバイザー
博士(獣医学)

指導・助言の主な内容

  • 麻酔プロトコルの検討
  • 症例ごとの麻酔計画への助言
  • 術中モニタリング・疼痛管理
  • スタッフ教育・院内体制の整備

「麻酔をかける」だけでなく、
周術期全体を安全に管理する

1術前評価身体検査・血液検査などから麻酔リスクを把握
2麻酔計画年齢・基礎疾患・手術内容に合わせて個別に計画
3モニタリング血圧・心電図・SpO₂・EtCO₂・体温などを継続して確認
4疼痛管理複数の鎮痛方法を組み合わせ痛みをできるだけ軽減
5覚醒・術後管理十分に覚醒し全身状態が安定するまで観察

病院全体で麻酔の安全性を高めるために

麻酔指導医の専門的な知識を院内の麻酔管理・スタッフ教育に反映し、「準備・観察・迅速な対応」を大切にした周術期管理を行っています。

※ 麻酔指導医がすべての手術に立ち会うという意味ではなく、専門的な指導・助言を院内の麻酔管理に取り入れています。

術前検査から麻酔計画へ

検査結果とASA-PSを組み合わせ、安全性を高めるための準備を行います

手術前に状態を把握することが、麻酔中の変化への備えと、術後の安全な回復につながります。

1安全な手術・麻酔のための術前検査

当院では、手術や全身麻酔を予定している患者さんに対して、血液検査・レントゲン検査・超音波(エコー)検査などの術前検査を行っています。

手術を安全に行うためには、手術する部位だけでなく、心臓・肺・肝臓・腎臓などを含めた全身状態を事前に把握することが重要です。

  • 血液検査
  • レントゲン検査
  • 超音波(エコー)検査

2一頭一頭に合わせた術前評価

「すべての患者さんに共通する一つの方法」ではなく、その子に合わせて考えます

年齢・体重

犬種・猫種

基礎疾患

術前検査結果

手術内容

予想手術時間

これらを総合的に評価し、麻酔薬・鎮痛方法・輸液・呼吸管理・循環管理などを計画します。

ASA分類に基づく
身体評価

  • 血液検査
  • 胸部レントゲン検査
  • 心電図
  • 心臓超音波検査 など

麻酔前にリスクをできるだけ把握します。

3ASA-PS分類による麻酔リスク評価

全身状態を5段階に分類し、麻酔管理の計画に役立てます

検査結果をASA分類で評価します

当院では、術前検査や身体検査の結果をもとに、患者さんの全身状態をASA(American Society of Anesthesiologists:米国麻酔科学会)分類に当てはめ、麻酔リスクを評価しています。

ASA分類は、麻酔を受ける患者さんの全身状態を客観的に評価するため、世界的に広く使用されている指標です。

ASA I健康

全身状態が良好で、基礎疾患が認められない

ASA II軽度の全身性疾患

軽度の全身性疾患がある

例:高齢・肥満・軽度の疾患など

ASA III重度の全身性疾患

重度の全身性疾患がある

例:脱水・貧血・感染・治療が必要な慢性疾患など

ASA IV生命を脅かす
重度の全身性疾患

生命を脅かす重度の全身性疾患がある

例:重度の脱水・貧血・尿毒症・コントロール困難な疾患など

ASA V手術なしでは
生存が難しい状態

手術を行わなければ生命維持が困難な極めて重篤な状態

例:重度ショック・末期疾患など

リスク 低リスク 高

ASA-PSは「麻酔が安全/危険」を単独で決めるものではなく、全身状態を共有し、必要な準備・監視・術後管理を考えるための指標です。

4検査をして終わりではありません

術前検査の情報を、一頭一頭の麻酔・手術計画に生かします

術前検査で得られた情報は、単に「手術ができる・できない」を判断するためだけのものではありません。

当院では、血液検査・レントゲン検査・超音波検査などの結果とASA分類を手術前カンファレンスで共有し、患者さん一頭一頭について、

  • 現在の全身状態
  • 麻酔に伴うリスク
  • 麻酔方法や使用する薬剤
  • 手術中に特に注意すべき点
  • 必要となるモニタリング
  • 術後の疼痛管理や入院管理

などを事前に検討しています。

「手術前に考える」ことを大切にしています

同じ手術であっても、年齢や基礎疾患、心臓・腎臓・肝臓などの状態によって、適切な麻酔管理は異なります。

そのため当院では、

術前検査ASA分類による評価手術前カンファレンス麻酔・手術計画の決定

という流れを大切にしています。

手術そのものだけでなく、麻酔前から術後までを含めて安全性を高めることが、当院の手術に対する基本的な考え方です。

麻酔中・術後の管理

手術中から覚醒まで、継続した観察と対応を

麻酔中の変化を継続して確認

モニターの数値を見るだけでなく、その変化を読み取り、迅速に対応します

心電図

心拍数

血圧

SpO₂

EtCO₂

呼吸状態

体温

大切なのは、単にモニターを装着することではありません。
得られた数値や患者さんの状態から変化を早期に捉え、必要に応じて麻酔薬、輸液、人工呼吸、保温などを調整します。

変化を捉える

数値・呼吸・循環・体温を継続評価

原因を考える

手術刺激や麻酔深度、循環状態などを判断

迅速に対応

薬剤・輸液・換気・保温などを調整

麻酔管理中の様子
麻酔管理中の様子
多項目生体モニター
多項目生体モニター

痛みを抑えることも、安全な麻酔の一部です

手術中から術後まで、患者さんの負担をできるだけ小さく

手術内容や患者さんの状態に合わせて複数の鎮痛方法を組み合わせ、できるだけ痛みを抑える「マルチモーダル鎮痛」を取り入れています。

01

全身性鎮痛

鎮痛薬を症例に合わせて選択

02

局所麻酔

必要に応じて神経ブロックなどを併用

03

麻酔深度の適正化

過不足のない麻酔管理を目指す

04

術後鎮痛

覚醒後も痛みを評価し継続して管理

十分な疼痛管理は、苦痛の軽減だけでなく、術後の安静や早期回復にもつながります。

手術が終わっても、麻酔管理は続きます

十分に覚醒し、全身状態が安定するまで継続して観察します

覚醒期に注意する変化

  • 低体温
  • 呼吸状態の変化
  • 循環状態の変化
  • 痛み・不穏
  • 覚醒の遅延

必要に応じて行うサポート

  • 酸素投与
  • 保温
  • 点滴・循環管理
  • 鎮痛
  • 継続的なモニタリング
覚醒後の状態を確認するスタッフ
覚醒後も、状態が安定するまでスタッフが継続して確認します
1 術前評価2 麻酔計画3 モニタリング4 疼痛管理5 覚醒・術後管理

このすべてを大切にし、病院全体でより安全性の高い麻酔・手術を提供できるよう努めています。

入院・夜間管理

安心してお預けいただけるよう、術後から退院まで丁寧な管理を行っています。

入院中の動物を見守るスタッフ

夜間管理スタッフ

夜間は管理スタッフが入院動物の状態を見守ります。

術後のきめ細かな観察

手術後は痛みや呼吸、体温、食欲などを継続的に確認します。

ICU管理

状態に応じて集中管理を行い、安全な回復をサポートします。

ご家族へのご報告

ご希望の方にはLINEを利用した経過報告にも対応しています。

ストレス軽減

できる限り安心して過ごせるよう、個々の状態に合わせた入院管理を心がけています。

大切なご家族を安心してお任せいただけるよう、入院中も責任を持って見守ります。

入院・夜間管理について

入院中も、安心してお預けいただける環境を

当院では、入院している犬・猫が安心して治療を受けられるよう、日中の診療時間だけでなく、夜間も入院管理を担当するスタッフを配置しています。

手術後の患者さんをはじめ、それぞれの状態に応じて必要な観察・処置を行い、翌朝の診療へつなげます。

日中の診療・治療

担当獣医師が状態を評価し、治療・入院管理計画を作成

夜間の入院管理

夜間管理を担当するスタッフが観察・処置を継続

翌朝へ引き継ぎ

夜間の変化と処置を共有し、翌朝の診察・治療へ

入院中の様子をお伝えします

離れている時間にも、少しでも安心していただけるように

LINEでのご報告

大切なご家族を病院に預けることに、不安を感じる飼い主さまも多いと思います。

当院ではご希望に応じて、LINEを利用して入院中の様子をお伝えするサービスを行っています。

患者さんの様子を知っていただくことで、少しでも安心してお任せいただけるよう努めています。

入院中の面会について

入院中の患者さんにとって、飼い主さまと会う喜びのあとに再び離れることが、大きな刺激や不安につながる場合があります。

そのため当院では、患者さんが落ち着いて治療・休息できることを優先し、入院中のご報告はLINEを中心に行っています。

1入院中の様子をスタッフが確認
LINEでのご報告画面
2LINEで写真・動画とともにご報告
くすの木動物病院

〒158-0086 東京都世田谷区尾山台3-21-4

電車でお越しの方

東急大井町線「尾山台駅」徒歩3分

車でお越しの方

専用駐車場(1台)と提携駐車場(3か所)がございます。
提携駐車場では1時間無料券をお渡しします。
駐車場のご案内はこちら→

お問い合わせはこちら03-5706-8412

下記カードがご利用いただけます。

利用可能なカード
病院外観
診療時間月火水木金土日祝
09:00~12:00●●●●●●●
14:00~17:00〇〇●〇〇〇〇

〇:午後は緊急手術が入ることがあります。
午後の診療については、お問い合わせください
水曜午後は院長不在のため手術はなく、通常どおり診療を受け付けています。

院長休診日:水曜※診療時間外のときはお電話ください。
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